
日本航空の公式サイトにて、締切時刻の厳守と機内持ち込みのお願いについてリリースがあり、特に機内持ち込みのルール変更についてはネットでも話題を呼びました。
日本航空のみならず、航空業界全体で飛行機の機内持ち込みルールが、2026年4月から大きく変わります。
2026年3月25日、定期航空協会は機内持ち込み手荷物に関する業界統一のガイドラインを発表しました。
これにより、機内に持ち込める荷物は「身の回り品1個+手荷物1個の合計2個まで」と改めて明確化され、今後はこれまで以上に厳格に運用される可能性があります。
本記事では、機内持ち込みルール厳格化の変更点や注意点をわかりやすく解説します。
ガイドラインの内容

2026年4月から適用されるガイドラインの要点は、以下の通りです。
- 持ち込みは合計2個まで
機内に持ち込めるのは「身の回り品1個+手荷物1個」の計2個まで。 - 身の回り品は座席下に収まるサイズに限定【新ルール】
ハンドバッグやショルダーバッグなどは、前の座席の下に収納できる大きさに限られます。 - サイズ・重量は各航空会社の規定に従う
手荷物のサイズや重量は航空会社ごとに定められており、身の回り品を含めた総重量で判断されます。 - 自分で収納できる荷物のみ持ち込み可能【新ルール】
上の棚に自力で収納できるサイズ・重さであること。
日本の航空会社が加盟する業界団体で、航空輸送の安全性向上や定時運航の確保、利用者への情報発信などを目的に活動しています。
具体的には、航空業界全体のルール整備やガイドラインの策定、国の行政機関である国土交通省航空局との連携を通じて、より安全で円滑な航空サービスの実現に取り組んでいます。
なぜ厳格化されたのか
今回の厳格化の背景には、国土交通省航空局からの要請があります。
主な目的は以下の3つです。
- 定時出発の確保
- 機内の安全性向上(荷物落下防止)
- 搭乗時間の短縮
規定以上の荷物を持ち込む乗客が多数発生すると上の棚がすぐに埋まり、荷物整理に時間がかかることで出発が遅れるケースが少なくありません。
特に冬場はコートなどで収納スペースが圧迫され、さらに状況が悪化します。
また昨今では、客室乗務員に収納してもらうことを前提とした自力で持ち上げられないキャリーバッグを持ち込む行為が問題視されるなど、機内持ち込みのあり方自体が見直されつつあります。
今回のルールは、こうした課題を解消するための現実的な対策といえます。
従来との変更点
今回の厳格化で最も注意すべきなのは、「これまで問題なかった持ち込み方法が通用しなくなる可能性がある」点です。
例えば、小さなバッグであっても1つとしてカウントされるため、リュック・トートバッグ・お土産袋といった複数持ちは制限対象になります。
また、空港で購入したお土産も手荷物として扱われる場合があり、結果的に3個以上になるケースも少なくありません。
さらに、重さについても今後はチェックが厳しくなる可能性があり、持ち上げられない荷物はその場で預けるよう求められることがあります。
LCC利用者は影響なし
peachやジェットスターなどのLCC(格安航空会社)では、保安検査場に並ぶ前の段階で手荷物の個数や重量を確認されることが一般的で、「2個まで」のルールはすでに徹底されています。
さらに保安検査通過後にお土産を購入して3個以上になってしまった際でも、搭乗口で荷物をまとめるよう指示されます。
それに対してJALやANAなどの大手航空会社では、これまで搭乗口で個数制限に関するアナウンスはあるものの、収納スペースが小さい小型機以外では個別に厳しくチェックされるケースは多くありませんでした。
ガイドラインなのであくまでお願いベースではなりますが、これまで以上に案内は強化されるかもしれませんね。
機内持ち込みで止められるケース
今後は以下のようなケースで止められる可能性があります。
- 荷物が3個以上ある
- サイズオーバー
- 重すぎて持ち上げられない
- 収納スペースに収まらない
「少しくらいなら大丈夫」という考えは通用しにくくなるため、注意が必要です。
飛行機で困らないための対策
トラブルを防ぐためには、事前の準備が重要です。
- 荷物は必ず2個以内にまとめる
- 小物類は1つのバッグに集約する
- 重い荷物は預ける前提で考える
- お土産を入れるスペースを確保しておく
- 利用する航空会社のルールを事前に確認する
特に、お土産で荷物が増えるケースは非常に多いため、余裕を持ったパッキングを意識しましょう。
またANAでは2026年5月19日より、無料で預けられる荷物の個数に制限が設けられるので注意が必要です。
まとめ
2026年からの機内持ち込みルール厳格化は、ルールそのものよりも「運用が厳しくなる」点が大きなポイントです。
特に重要なのは以下の2点です。
- 身の回り品を含めて2個まで
- 自分で収納できる荷物であること
今後はこれまで以上にチェックが厳しくなる可能性があるため、事前にルールを理解し余裕を持った準備をしておくことが重要です。
少しの工夫で、空港でのトラブルやストレスは十分に防ぐことができます。
それでは良い旅を。





