
今やGRLやSHEINが大人気で、手軽にアクセサリーや服をネットでポチれる時代ですね。
でも一昔前に小中学生のあいだで大人気だった、「サン宝石」を知っていますか。
30~40歳くらいの方はドンピシャ世代だと思います。
雑誌の後ろに載ってたキラキラのアクセや文具。
注文は雑誌についていたハガキで、なんと5円の商品も!!(この物価高では考えられない…)
安いとはいえスマホも普及していなかった時代、通信販売はハードルが高く買えなかった人、意外と多いのでは?
実はこのサン宝石、現在はネット販売中心に復活中。
そして今、平成レトロやY2Kファッションの流行とともに、再び注目を集めているんです。
この記事では懐かしのサン宝石の歴史と、令和での活躍をまとめてご紹介します。
サン宝石ってどんなブランド?
サン宝石は、山梨県に本社を置く老舗の雑貨メーカー。
1970年代から続く会社で、2000年代には小中学生のおしゃれ心をくすぐるアイテムをたくさん展開していました。
■ 当時のサン宝石はこんな感じ
- 雑誌の通販ページからハガキで注文
- アクセサリー、香り付き文具、シールなどがメイン
- 価格は5〜500円前後のプチプラ
- 女子のあいだで「カタログ見るだけで楽しい」と話題に
あの頃のワクワク、覚えている人も多いのでは?
送料を抑えるために、友達と一緒に購入もしていた楽しかった時代です。
お友達同士でまとめて推しグッズ購入をする現代と、少し近いところはあるかもしれませんね。
今はネットで買える時代に!
令和の今、サン宝石の商品はネット通販で気軽に買えるようになっています。
公式オンラインショップや楽天市場、Amazonにも出店していて、スマホひとつでサクッと購入OK!
もちろんハガキも現役です!
今人気なのは「ほっぺちゃん」

- クリームを絞った見た目のオリジナルキャラクター
- カラフルでかわいい!と令和キッズにも人気
- 文具やストラップ、ぬいぐるみなど展開多数
もともとアクセサリーが主力だったサン宝石ですが、今ではキャラ雑貨ブランドとしても注目されています。
実はコロナで民事再生していた…
そんなサン宝石ですが、2021年8月には新型コロナウイルスの影響で経営が悪化し、民事再生法の適用を申請しました。
倒産の背景
- コロナでイベント出店や販売機会が激減
- 実店舗の売上も大幅ダウン
- 約12億円の負債を抱える状況に
その後は吸収合併などを経て、ネット販売を中心に事業を再構築。
現在も営業を続けていて、オンライン中心に再出発しています。
平成レトロ・Y2Kブームで再び注目!
最近は平成レトロやY2Kファッションが、若い世代のあいだで再ブームになっています。
2000年前後の「ちょっとダサかわいい」雰囲気が、今見ると逆に新鮮に感じるのだそう。
再ブームの理由
- 香り付き文具やビーズアクセがレトロかわいいと話題
- SNSで「これ昔流行ったよね!」と大人世代が反応
- フリマアプリでは当時の未使用品が高値で取引されることも
「今なら買える」と懐かしさから再び手に取る大人たちと、「新しい!」と感じる令和世代の両方に刺さっているのが、サン宝石の今の魅力です。
気になる方は公式サイトから!!
まとめ|あの頃の“ときめき”は今も変わらない
サン宝石は、ハガキで注文していた時代の憧れブランド。
一度は経営難に陥ったものの、今もなおカワイイ雑貨を届け続けています。
もしも当時「ほしかったけど買えなかった…」という思い出があるなら、今ならスマホでポチるだけ。
令和の今こそ、あの頃のときめきを取り戻してみませんか?
サン宝石は、世代を超えてカワイイをつなぐ、懐かしくて新しい存在です。