飛行機に乗るとき、何気なく持ち込んだものが手荷物検査で引っかかることがあります。
「これくらい大丈夫だろう」と思っていたら、まさかのNG! 空港で慌てないために、国内線の手荷物検査のルールと引っかかりやすいアイテムを詳しく解説します。
さらに、実際に私が手荷物検査で止められた体験談も紹介するので、ぜひ参考にしてください!
なぜ手荷物検査で止められるの?
手荷物検査の目的は航空機の安全確保。
国内線でも、危険物や規制対象の荷物を持ち込もうとすると、保安検査場で引っかかることがあります。
特に、「これくらい大丈夫」「知らなかった」という理由で止められることが多いのが特徴。
以下のルールをしっかり押さえておけば、スムーズに通過できます!
国内線の手荷物検査で引っかかるものリスト
① 液体物(飲み物・化粧品・食品)
国内線は国際線と違って**「100mlルール」はなし**ですが、液体物のチェックはあります。
✖ 手荷物検査で止められやすい液体物
- ペットボトル飲料(未開封ならOK、開封済みはNGの場合あり)
- ヨーグルト・ゼリー・プリン(半固体の食品はNG扱いになることも)
- スープ・カレー・ドレッシング・はちみつ(液体扱い)
✅ 持ち込むなら…
- 100ml以下の容器 に入れておく
- 空港の制限エリア内で購入 すればOK
② モバイルバッテリー・電子機器
飛行機のルールで**「モバイルバッテリーは預けNG・機内持ち込みのみOK」** という決まりがあります。
✖ 引っかかるケース
- 預け荷物にモバイルバッテリーを入れてしまった
- 大容量バッテリー(160Wh以上)は持ち込みもNG
✅ 対策
- 手荷物に入れる(絶対に預け荷物にしない!)
- ワット数を確認する(100Wh以下ならOK、100~160Whは航空会社の許可が必要)
③ 刃物・工具類(うっかり持ち込みやすい)
カッターやハサミはもちろん、意外なものもNGになります。
✖ 持ち込みNGのもの
- カッター・ハサミ・爪切り(刃渡り6cm以下ならOKの空港も)
- ワインオープナー(スクリュー部分が凶器扱い)
- マルチツール(ドライバーやナイフ付きのもの)
✅ 対策
- 預け荷物に入れる(機内持ち込みしない)
- チェックイン前にカバンの中身を確認する
④ スプレー・ガス缶類
スプレーは持ち込みできるものと、NGなものがあるので要注意!
✔ 持ち込みOK(1人2本まで)
- ヘアスプレー・制汗スプレー
- 化粧水ミスト
✖ 持ち込みNG
- ライター用ガス・塗料スプレー
- 大容量の殺虫剤
✅ 対策
- 預け荷物にする(ただし一部は預けもNG)
- 本数制限(1人2本まで)を守る
【体験談】サーキュレーターとサバ缶で止められた話
私はある日、手荷物検査で恥ずかしい思いをしました…。
帰省したとき、実家で使わなくなったサーキュレーター(小型扇風機)を引き取ることに。
さらに、家族から「これ持って帰りなさい!」と大量のサバ缶をお土産にもらいました。
キャリーケースに詰め込み、いざ空港へ。
保安検査場を通ると、検査員さんがモニターをじっと見つめている…。
そして、言われたのが
「プロペラと大量の金属類がありますね」
!?!?!?
カバンを開けて、中身をすべて出すことに…。
確かに、サーキュレーターのプロペラと、大量のサバ缶 が並んだ様子は怪しすぎました(笑)。
もちろん、違反ではなかったので持ち込めましたが、
「機械部品」と「金属類」が多いと要注意! という教訓になりました。
もし手荷物検査で止められたら?
もし手荷物検査で止められたら、
① その場で処分(液体物・モバイルバッテリーなど)
② 預け荷物に変更(カウンターに戻って手続き)
特にモバイルバッテリーは「その場で破棄しかない」ことが多いので、
絶対に手荷物に入れるようにしましょう!
まとめ:国内線の手荷物検査をスムーズに通過するコツ
✅ モバイルバッテリーは預け荷物NG! 必ず手荷物へ
✅ 液体物のルールはゆるいが、食品がNGになることも
✅ 刃物・工具類は基本預け荷物へ
✅ スプレーは1人2本まで。殺虫剤・塗料スプレーはNG
✅ 機械部品や大量の金属類は、検査で怪しまれる可能性あり(笑)
飛行機に乗るときは、荷物の中身を事前にチェックしておくことが大事!
国内線だからといって油断せず、しっかり準備しておきましょう。