
2025年6月23日、ハワイアン航空の旅客機が離陸直後に羽田空港に緊急着陸するというニュースが報じられました。
原因は、コックピット内での異臭の感知。
乗客268人・乗員13人にケガなどはなく、安全に羽田空港へ戻っています。
「やっぱり海外の航空会社は不安…?」と感じた方もいるかもしれませんが、実はこの判断こそがハワイアン航空の安全意識の高さを証明しました。
この記事ではハワイアン航空の特徴や「安心して乗れる理由」を、海外旅行が初めての方にも分かりやすく解説します。
6月23日の緊急着陸の詳細
東京消防庁などによると、2025年6月23日午後8時半すぎ、羽田空港からホノルルに向かって離陸したハワイアン航空864便から「コックピット内から異臭がしている」と管制塔に連絡が入りました。
当機はただちに緊急事態を宣言し、午後9時11分に羽田空港のC滑走路へ着陸。
その後は自走で駐機場へ移動し、乗客268人・乗員13人は全員無事。
けが人や体調不良者はなく、火災や煙も確認されませんでした。
原因は調査中ですが明確な被害が出る前の段階で、「念のため戻る」判断をした対応の的確さが評価されています。
ハワイアン航空ってどんな航空会社?
ハワイアン航空(Hawaiian Airlines)は、ハワイ・ホノルルを拠点とする航空会社。
ホノルル国際空港をハブ空港とし、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島を結ぶ島間路線、アメリカ本土を結ぶ長距離国内線、太平洋地域を中心とした国際線を運航しています。
日本からも羽田・成田・関西・福岡の4空港からホノルルへの直行便を運航しており、「ハワイ旅行といえばハワイアン航空」と言われるほど人気があります。
コロナ禍前までは新千歳空港からも直行便が就航していました。
ANAやJALといった日系キャリアとは一味違う、“南国リゾート気分”を味わえる航空会社です。
ハワイアン航空のメリット
🌺 1. ハワイ感あふれる機内サービス
客室乗務員の制服もハワイらしさ満点で、とにかく可愛いと評判です。
南国らしい色使いや花のモチーフなど、思わず写真を撮りたくなるデザイン。
加えて機内ではハワイアンミュージックが流れ、カクテルや食事も提供されるなど、乗った瞬間からハワイ気分を堪能できます。
💰 2. 比較的リーズナブルな運賃
LCCではないので破格とまではいきませんが、ANAやJALと比べて運賃が安めな傾向があります。
航空券代を抑えて、ホテルや現地アクティビティに予算を回したい方にぴったり。
✈️ 3. 日本からのアクセスも良好
日本の主要空港、羽田・成田・関西・福岡からホノルルへの直行便が運航されています。
出発地を選びやすく地方在住者でもハワイがぐっと身近に。
便数も安定しており、使い勝手の良い航空会社です。
デメリットや注意点もチェック
🗣️ 日本語が通じにくいケースも
ハワイアン航空に限った話ではありませんが日本路線でも、乗務員が英語のみの対応という場合があります。
英語が苦手な方は、事前に伝えたい内容を紙に書いておくと安心です。
🛫 機材にやや古さを感じることも
便によっては、座席モニターがない・座席間隔が狭いと感じることも。
航空会社公式サイトやレビューで、事前に機材情報をチェックしておくのがおすすめです。
引き返す勇気こそ「安心できる証拠」
今回の緊急着陸は「何も起きていないけど、念のため戻る」という、プロフェッショナルな判断によるものでした。
安全第一でいつもと違う違和感を感じたら、即座に引き返す。
これこそが航空会社に求められる姿勢です。
航空機事故が続いて世間が不安になっている昨今だからこそ、何か起きる前に最善の判断をしたハワイアン航空は、安心できる会社であると今回の事例が証明してくれました。
まとめ:だからこそ初心者でも安心して乗れる
ハワイアン航空は、
✅ 南国気分を満喫できる演出
✅ 日本からの直行便の充実
✅ 手が届きやすい価格帯
という魅力を持ちながら、今回のように安全意識の高さもしっかり持ち合わせたエアラインです。
海外旅行が初めての方にとって、「航空会社選び」は大きな不安要素ですが、ハワイアン航空なら安心して空の旅を楽しむことができます。
初めてのハワイ旅行でも、きっと心強い味方になってくれるはずです。
それでは良い旅を。