
時間がない。でも、夏らしい旅がしたい。
そんな20代女子におすすめなのが、北海道・オホーツクエリアを巡る2泊3日の夏旅プランです。
舞台は流氷で知られる網走と、世界遺産に登録された知床。
レンタカーを使えば移動もスムーズで、絶景・グルメ・温泉・歴史までぎゅっと詰め込めるのがこのコースの魅力。
中でも印象的だったのが北海道開拓の裏側に触れられる「網走監獄」と、満開のひまわりに包まれる大曲湖畔園地。
自然と歴史、両方をしっかり楽しめる夏の女子旅です。
この記事では、実際に巡ってよかった網走〜知床のモデルコース2泊3日版と、夏ならではの服装・持ち物・注意点までまるっとご紹介します。
📍モデルコース概要
- 1日目:女満別空港 → 網走観光(網走監獄・ひまわり畑)→ 網走泊
- 2日目:網走 → 知床(オシンコシンの滝・知床五湖)→ 知床泊
- 3日目:知床 → 女満別空港
🌸1日目|女満別空港 → 網走観光 → 網走泊
▷女満別空港に到着(午前)
空港でレンタカーを借りてスタート!
網走までは車で約30分。まっすぐな道と広い空が、旅の始まりを気持ちよくしてくれます。
▷網走監獄
明治時代に実在した網走刑務所を復元・公開した歴史博物館。
ここに収容されていたのは、軽犯罪者ではなく「極悪人」とされた重罪犯たち。
ただし彼らは北海道の開拓に従事させられた存在でもあり、道路や施設を手作業で築き上げたという歴史があります。
リアルな人形展示や独房の再現が印象的で、旅先で「学ぶ」時間を持てる貴重な場所です。
▷大曲湖畔園地のひまわり畑(7月上旬〜10月上旬)
網走湖の南岸に広がる園地では、約75万本のひまわりが咲き誇る夏だけの絶景が待っています。
背丈より高いひまわりに囲まれる体験は、まさに“北海道の夏旅”の象徴!
木道が整備されていて歩きやすく、どこを切り取っても写真映え◎。
観光バスは少なめで、静かに楽しめるのも女子旅には嬉しいポイントです。
※駐車場無料。売店はないので飲み物を持参するのがベスト。
▷天都山展望台・網走湖
展望台からは、オホーツク海と知床連山を一望。
時間があれば、網走湖畔のカフェや足湯スポットでひと休みするのもおすすめです。
▷網走で泊まる
網走市内には、女性向けプランや温泉付きのホテルが充実。
市街地に泊まれば、食事やコンビニも近くて安心です。
▷網走グルメといえば「しじみ」
夕食にはぜひ、網走湖産のしじみ料理を。
味が濃くて大粒のしじみは、味噌汁だけでなく釜飯やパスタでも楽しめます。
「道の駅 流氷街道網走」や地元の居酒屋などで味わえるので、旅の一食として取り入れてみて。
🏞2日目|網走 → 知床観光 → 知床泊
▷オホーツク海沿いをドライブ(約2時間)
網走から知床・ウトロまでは、海沿いの絶景ドライブコース。
道中に「オシンコシンの滝」や「フレペの滝」など、写真映えスポットもたくさんあります。
▷知床五湖(散策目安:1.5〜2時間)
高架木道を歩きながら、五つの湖と原生林に囲まれる静かな時間。
ヒグマ対策も万全なので初心者でも安心です。
木道コースなら30〜40分、地上遊歩道コースなら1〜2時間。
夏はとくに緑が濃く、水面に映る空の美しさが格別です。
▷知床で泊まる
ウトロ温泉エリアには、海を望む露天風呂付きの宿がたくさん。
夕日が海に沈む瞬間は、旅のハイライトになること間違いなし!
▷知床クルーズも人気(※要予約)
ヒグマや断崖絶壁を海から眺めるクルーズは、自然の迫力を体感できる特別な体験。
大人気なので、事前予約はマストです。
🌿3日目|知床 → 女満別空港(帰路へ)
▷朝は温泉でのんびり、空港方面へ
最終日はゆったりめに出発して、網走方面へ戻ります。
ルートやフライト時刻に合わせてプチ観光を挟んでも◎
▷オホーツクシマリス公園

網走湖畔にある、エサやり体験ができる癒し系小さな公園。
園内には人懐っこいシマリスが放し飼いされていて、手からヒマワリの種を食べたり乗ってきたりするほどの距離感!
- 開園期間:5月上旬〜10月上旬
- 営業時間:10:00〜16:00(最終受付 15:30)
- 定休日:火曜・水曜(詳細はInstagram参照)
- 入園料:3歳以上600円(エサ付)
- 駐車場:あり(約20台)
空港への寄り道スポットとして最適!
⚠️旅の前にチェックしたい注意点
- 駐車場の有無
→ 網走監獄・ひまわり畑・知床五湖・リス園すべて駐車場あり。混雑時は満車注意。 - 営業時間・営業期間
→ 網走監獄:9:00〜18:00(最終入館17:00)
→ ひまわり畑:7月下旬〜10月上旬が見頃
→ 知床五湖:4月下旬〜11月初旬。悪天候で閉鎖あり - 予約の有無
→ 知床クルーズやホテルは早めの予約を。網走監獄は予約不要。 - 観光客狙いの悪質パーキングに注意
→ 値段表示のない手書き看板の駐車場は避けるのが鉄則! - 服装・持ち物
→ 朝晩は冷える日も多いので薄手の羽織りを。
→ スニーカー、虫よけスプレー、帽子やサングラスもあると安心。
🧳まとめ
網走の歴史とひまわり、知床の自然と温泉。
夏にしか出会えない景色が詰まった、2泊3日の北海道女子旅。
レンタカーを使えば時間のロスも少なく、短期間でもとっておきの夏旅が叶います。
この夏、あなたも北海道・オホーツクで、深くてあたたかい女子旅を体験してみませんか?