Peachの制服が新デザインに!関空でグランドスタッフ自社化

LCCのPeach Aviationが、2025年7月1日より関西国際空港でのグランドスタッフ業務自社化に先駆けて、6月24日に開催されたイベントにて新しい制服をお披露目しました。

グランドスタッフとは飛行機に乗るときに空港で見かける係員のことで、チェックインや搭乗案内などの空港での旅客対応を担う重要な存在です。

これまでPeachの旅客ハンドリングはANAグループやパートナー会社に委託していましたが、今後は本拠地である関西国際空港に限り、自社スタッフが対応します。

制服は白インナーにグレージャケット、黒のパンツまたはスカート、そしてPeachらしいパープル系のスカーフという落ち着いた組み合わせ。

本記事ではグランドスタッフの自社化に関する解説と、新しい制服について紹介します。


お披露目された新制服とは?

今回発表された制服は、白のインナーにグレーのジャケット、黒のパンツまたはスカートを組み合わせた、シンプルで落ち着いたスタイル。

首元や胸ポケットにはPeachらしいパープル系のスカーフが添えられ、さりげない個性と上品さを演出しています。

全体としては動きやすさと見た目のバランスを両立させた、実用的で洗練された印象の制服です。

ただし足元はこれまで通りパンプスが基本で、海外の航空会社や日本の鉄道会社でも導入が進むスニーカースタイルの女性スタッフは確認できませんでした


そもそも“自社化”ってどういうこと?

「グランドスタッフってPeachの社員じゃなかったの?」

そんなふうに、思った方もいるかもしれません。

実はこれまで、Peachの旅客対応業務(チェックインや搭乗案内など)は、ANAグループの関連会社や外部委託のスタッフが担当していました。

つまりPeachの制服を着ていても、雇用元はPeachではなかったのです。

よく見てみると、Peachパーカーやポロシャツの下にはANAの制服を着用していることも…。

今回の“自社化”とは、この業務をPeachが直接雇用した社員で行うように切り替えること

運航の要となる空港サービスを直営にすることで、ブランドの一体感や対応品質の向上が期待されています。

なおこの取り組みは関西国際空港のみの対応で、他の空港(新千歳・那覇・福岡など)では引き続き委託スタッフが業務を担当します


やはり、足元が気になる…

制服全体の印象は上品で実用的ですが、スニーカー着用の女性スタッフが見当たらなかったのは少し残念でした。

グランドスタッフの同期が「パンプスとストッキングで夏場は足が蒸れてつらい」と、悩んでいたのをよく覚えています。

汗がこもってにおいの原因にもなり、見た目は良くても実際は過酷なスタイルだったようです。

今後は快適性や実用性も追求した、制服バリエーションにも期待したいところですね。

でもやっぱりエアラインの制服は格好いい!!


まとめ|Peachの制服刷新と“自社化”の意味

Peach Aviationが、関西国際空港でのグランドスタッフ業務を自社化

これまでANAグループや委託会社のスタッフが対応してきた空港業務を、今後はPeach社員が直接担う形になります。

これに合わせて制服も一新し、白インナー・グレージャケット・黒パンツ(またはスカート)・パープルスカーフというシンプルかつ清潔感あるデザインが採用ました。

今回の“自社化”と制服刷新は、Peachブランドにとって大きな転換点。

サービス品質やスタッフの働きやすさがどう進化していくのか、今後の展開にも注目です。

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