【2025年版】犬と一緒に乗れる飛行機はある?国内線でペットと飛行機に乗る方法

2024年1月に羽田空港で発生した、日本航空機と海上保安庁機の衝突事故。

客室乗務員の迅速な対応により乗員・乗客全員が無事避難した一方で、貨物室に預けられていたペットが犠牲になるという痛ましい出来事がありました。

この報道を機に「客室に一緒に乗れる方法はないのか?」といった関心が一気に高まりました

現在日本国内では一部の航空会社で小型犬や猫の客室同伴が可能になっており、選択肢が広がりつつあります。

この記事では、
✔ ペットと飛行機に乗る方法
✔ 国内航空会社の対応一覧(2025年版)
✔ 当日の流れや注意点
をわかりやすく解説します。


1. ペットは機内か貨物室か?

ペットが飛行機を利用できる方法は、大きく2種類あります。

● 機内持ち込み(客室同伴)

  • 小型犬・猫など、航空会社の規定サイズ以内
  • ケージに入れて、座席に固縛
  • 鳴き声やにおいが他の乗客の迷惑にならないことが条件

● 貨物室預け入れ

  • 客室同伴サービスのない航空会社を利用する場合
  • 中型〜大型の犬や、客室同伴の条件に合わない場合
  • 航空会社指定のケージに入れて、空調・加圧された専用スペースで輸送

🚨航空会社によって対応範囲やルールが異なるため、事前確認が必須です。


2. 航空会社ごとのペット搭乗対応一覧【2025年版】

ペットの機内持ち込みや貨物室預け入れに対応している航空会社を、以下にまとめました。

航空会社機内持ち込み(客室)貨物室預け入れ利用料金
JAL(日本航空)×○(有料)路線・搭乗日により異なる。
ANA(全日空)×○(有料)路線により異なる。
スカイマーク×○(有料)5,000円
スターフライヤー○(小型犬・猫)○(有料)機内:50,000円
貨物室:6,500円
AIRDO(エア・ドゥ)×○(有料)6,500円
ソラシドエア×○(有料)路線により異なる。
ピーチ・アビエーション××
ジェットスター・ジャパン××
春秋航空日本(スプリング・ジャパン)××

📌LCC(格安航空会社)ではコストや与圧調整設備を備えていない関係から、対応していないことが多いです。


3.スターフライヤーのペット同伴サービスがすごい!

「FLY WITH PET!」※出典:スターフライヤー

スターフライヤーでは2022年3月より国内線定期便において日本初となる、小型犬や猫を客室に同伴できるサービス「FLY WITH PET!」を提供しています。

なお当初は北九州ー羽田の路線限定のサービスでしたが、2024年1月より国内線全路線に拡大しました。

このサービスは日本の航空会社の中でも、先進的な取り組みとして注目されています。

サービス概要

  • 対象動物:小型の犬および猫
  • 対象便:スターフライヤー国内線全便
  • 料金:1匹あたり50,000円(税込)
  • 予約方法:搭乗日2日前までに公式サイトから予約
  • 座席指定機内最後列の窓側座席にケージを設置し、飼い主は隣の中央座席に着席

このサービスではペットを専用のケージに入れ、座席にシートベルトで固定します。

また搭乗手続き時には、ワクチン接種証明書の提示や同意書の提出が必要です。

注意点

  • 緊急時の対応緊急脱出時には、ペットを機内に置いて避難する必要があります。酸素マスクの提供もペットには行われません。
  • ケージの規定:高さ75cm×横幅43cm×長さ55cm以内で、シートベルトで固定できる取手がついていることが必要です。
  • ペットの状態:飼い慣らされており、他の乗客の迷惑にならないようトレーニングされていることが求められます。

まとめ:ペットとの空旅をもっと安心・安全に

愛する家族の一員であるペットと一緒に飛行機に乗るのは、決して夢ではありません。

確かに手続きや制限はありますが、事前準備と正しい知識があれば安心して空の旅を楽しめる時代になっています。

近年で航空会社の対応も進化し、客室同伴サービスの導入が行われています。

「大切な家族をひとりぼっちにしたくない」
そんなあなたの想いを叶えるために、ぜひ今回の記事を参考に最適なフライトを計画してみてくださいね。

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