
飛行機に乗るとき、今や「機内Wi-Fi」は欠かせないサービスのひとつになりました。
ANAやJALでは無料で利用できるのがスタンダードになっていますが、LCCや中堅航空会社ではまだ導入されていないことも多くあります。
いざ搭乗してから「Wi-Fiが使えないなんて知らなかった!」と困った経験をした人もいるのではないでしょうか。
しかし、Wi-Fiが使えないからといって退屈な時間を過ごす必要はありません。
むしろ普段はスマホに追われがちな時間を、「自分のためのオフライン時間」として楽しむチャンスでもあります。
本記事では機内Wi-Fiがない国内航空会社一覧と、飛行中でも快適に過ごせる暇つぶしアイデア10選をご紹介します。
旅行や出張の合間を充実させたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Wi-Fiがないフライトでの過ごし方10選
読書
紙の本や電子書籍を持ち込めば、静かな機内は最高の読書環境。
普段は進まない長編小説に挑戦するのもおすすめです。
ダウンロードコンテンツを楽しむ
映画やドラマ、ポッドキャスト、オーディオブックを事前にダウンロードしておけば、Wi-Fi不要で楽しめます。
・映画
『タイタニック』:何度観ても感動する名作。3時間超えなので、少し長めのフライトにおすすめ。
・ポッドキャスト
『マユリカのうなげろりん』:下品極まりないラジオですが、腹抱えて笑えるくらい面白いです。
カメラロールの整理
写真や動画を削除・アルバム分け。
機内は整理に集中できる環境で、スマホの容量確保にも◎。
睡眠・仮眠
通知に邪魔されない貴重な休息時間ですので、アイマスクやネックピローを使えばより快適に眠れます。
機内では「個包装&使い捨て」がおすすめ!!
日記やSNSの投稿記事の下書き
メモアプリやノートに旅の思い出やその日の出来事をまとめると、後でSNS投稿やブログに活用できます。
スケジュール整理・ToDoリスト作成
到着後の予定やタスクを整理すれば、旅先での行動がスムーズに。
機内誌を読む
航空会社の機内誌は観光情報や特集記事が充実しており、路線限定の情報も多く、旅の参考になります。
おすすめはPeachの機内誌『MOMOMAG』で、行ってみたい!やってみたい!食べてみたい!と思う内容が詰まっています。
紹介されている内容が高級すぎず身近なテーマが多いのも、嬉しいポイント。
ペンと紙を使ったアナログ作業
クロスワードや数独、スケッチなど。紙とペンだけでできる気分転換です。
スマホやタブレット端末でオフラインゲーム
パズルや脳トレ系など、事前にDLしたゲームアプリを楽しめば、あっという間に時間が過ぎます。
持ち込みグルメで食事タイム
空港や駅で買ったご当地メニューを持ち込めば、機内でもちょっとしたグルメ体験に。
なお機内は長時間揺れることもあるため、長崎なら佐世保バーガーや角煮まんなど、片手で食べやすいワンハンドグルメがおすすめです。
なお大阪の「551の豚まん」も人気ですが、匂いの強い食べ物は周囲への配慮が必要です。
551を機内へ持ち込む際の注意点は、こちらで解説。
Wi-Fiサービスがない国内航空会社一覧(2025年時点)
以下の航空会社では、原則として国内線でWi-Fiサービスが利用できません。
- ピーチ・アビエーション
- スカイマーク
- フジドリームエアラインズ(FDA)
- ソラシドエア
- AIRDO
- スターフライヤー※一部A320機材を除く
- 天草エアライン
- オリエンタルエアブリッジ(ORC)
- アイベックスエアラインズ
- 日本エアコミューター(JAC)
- 琉球エアコミューター(RAC)
ANA・JALの機内Wi-Fiサービスは有料?
現在、ANAとJALの国内線ではほぼ全路線で無料Wi-Fiサービスが利用できます。
ただしサービス開始当初は有料(30分あたり数百円)、またはマイルでの支払いが必要でした。
2010年代後半から徐々に無料化が進み、現在は多くの利用者が快適に使える環境が整っています。
コードシェア便に注意
予約画面で「ANA便」「JAL便」と表示されていても、実際の運航はエアドゥやスターフライヤーなど別会社の場合があります。
これはコードシェア便と呼ばれ、この場合は運航会社のサービスに準じるため、Wi-Fiが利用できないこともあります。
飛行機に乗る前には、搭乗券に記載された「運航会社」を必ず確認しましょう。
なおコードシェア便については、こちらで解説。
まとめ
Wi-Fiのないフライトでも、過ごし方を工夫すればあっという間に時間が過ぎます。
- 読書やコンテンツで楽しむ
- 写真整理や日記で記録する
- ゲームやご当地グルメで気分転換
ANAやJALのように無料Wi-Fiが整備された航空会社も増えていますが、まだ未導入の会社も多数存在します。
「ネットがない時間」はむしろ、自分の時間を取り戻せる特別なひととき。
次回のフライトは、ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。
それでは良い旅を。